スペイン語・インドネシア語・韓国語、一見何の共通点もなさそうな3言語ですが、実は共通点があります。
それは日本人が習得しやすい言語と言われている点です。
この記事ではスペイン語は本当に学びやすい言語なのかインドネシア語・韓国語と比較して解説していきます。
これから語学勉強をしたい人はぜひ参考にしてみてください!
スペイン語は発音が簡単
スペイン語の最大の魅力は発音が簡単なことです。
私が英語学習に挫折した理由は発音の難しさにありますが、スペイン語を勉強し始めてからは発音のコンプレックスとストレスから完全解放され、どんどん話せるようになりました。
私のように英語の発音にストレスを感じ英語学習をやめてしまった人にはスペイン語をおすすめします!
スペイン語のアクセントの位置には3つのルールがあります。
ルールがあるからこそ発音が簡単なんです。
文字での説明は少し難しさを感じるかもしれませんが、このルールはすぐに慣れます。
スペイン語の発音の特徴として、Rアールがふたつ並んだ時に巻き舌を使うルールもあり、実はこのルールが1番難しいのではないかと思いますが、巻き舌ができなくても通じるんです。
スペイン語は「通じない」がない言語です。
インドネシア語と韓国語の発音と比較するとスペイン語の発音の簡単さがよくわかります。
インドネシア語の発音
インドネシア語もアルファベット表記でローマ字読みなことから発音が簡単だと言われています。
ただし母音は6つあり、「e」は「e」と「u」の発音があるなどの発音ルールがあるため完全にローマ字読みではありません。
その結果、「喋れるけど書けない」が出てきます。
韓国語の発音
韓国語の発音はスペイン語、インドネシア語と比べると難易度が高いです。
母音が21個(基本母音10個、複合母音11個)もあるので、日本語にはない発音が多く存在します。
そして綴りと発音が一致しない「発音変化」のルールが多数あります。
インドネシア語同様、綴りと発音が違うのは、勉強をする上でかなりストレスを感じます。
スペイン語は文法が難しい
スペイン語は時制の多さが特徴のひとつです。
まず大きくわけて、直接法と接続法の2種類です。
直接法の時制は9種類
現在形
点過去形
線過去形
未来形
過去未来形
現在完了形
過去完了形
未来完了形
過去未来完了形
接続法の時制は2種類
現在形
過去形
動詞の活用
スペイン語の動詞はひとつの動詞でそれぞれ1・2・3人称単数形・複数形の6通りに人称変化します。
その動詞は先ほどの時制によって変化し、直接法現在形、点過去形、線過去形、未来形、過去未来形、接続法現在形、過去形、命令形があり、ひとつの単語で約47通りに変化します。
インドネシア語・韓国語と比較すると、文法に関してはスペイン語が一番厄介です。
インドネシア語の文法
インドネシア語は世界一簡単な言語と言われているだけあり、文法はとてもシンプルです。
動詞の時制変化がなく、現在形・過去形・未来形、全て同じで、昨日・明日などの単語で時制を使い分けます。
基本の語順は、主語→動詞→目的語で、英語でいうbe動詞はありません。
難しい点としては、指示代名詞や修飾語などの語順が日本語と逆になります。
例えば、「その私の大きい本」はインドネシア語だと「本→大きい→私→その」という語順になります。
文法を学ぶ最初の段階で覚えないといけませんが、慣れるまでは結構大変です。
韓国語の文法
韓国語は日本語に一番近い言語と言われているだけあり、文章構造は理解しやすいです。
語順が日本語と同じ主語→目的語→動詞で、日本語と同じく助動詞もあり使い方も似ています。
漢字語があり「家族」や「約束」など日本語と同じ読み方をする単語も多いです。
韓国ドラマを見ていると日本語と同じ発音の単語がよく出てきますよね。
そして韓国語は一番最初にハングル文字の習得という難関があります。
ただ、ハングル文字の習得については難しくはなく1日で覚えることができます。
構成としてはローマ字と同じで母音と子音の組み合わせで成り立っています。
実際に私が覚えた方法もまとめていますので、参考にしてみてください。
日常会話で使う単語数
スペイン語・インドネシア語・韓国語は、日常会話で使う単語数が少ないことも共通しています。
その単語数はスペイン語2,000語、インドネシア語600語、韓国語1,300語と言われています。
実際に勉強している感覚でいうと、スペイン語に関しては2000語だと言いたいことを全て伝えられるレベルではありませんが、英語は3,000語と言われているので、いずれにしても英語よりも少ない単語数で会話ができます。
ちなみに日本語は10,000語です!
さいごに
スペイン語・インドネシア語・韓国語は日本人が学びやすい言語と言われており、特にインドネシア語は世界一簡単な言語、韓国語は日本語に一番近い言語と言われています。
取り組みやすい言語は勉強を続けていくと難易度が増してくるという特徴もありますが、自分が苦手とする要素が少ない言語を選ぶと楽しく勉強を継続できるのではないでしょうか。