「なかなか単語を覚えられない!」
多くの語学学習者が抱えている悩みではないでしょうか。
東大生はどうやって単語を覚えているんだろう?
そう思った筆者は、東大医学部卒・河野玄斗さんの単語暗記法を徹底分析しました!
筆者は単語帳を何周もする「反復」での単語暗記にあまり効果を感じなく、長文を読んでわからない単語を書き出すという作業をしていますが、河野さんの動画で反復で暗記できない原因がわかりました。
何度も単語帳を見ているのに全然単語が覚えられない!という方はぜひ参考にしてください!
河野玄斗の語学歴
河野さんは東大医学部在学中に司法試験に合格。
医師国家試験にも合格し、その後は公認会計士試験にも合格しています。
現在は自身のYouTubeチャンネル「Stardy ー河野玄斗の神授業ー」を配信中です。
まずはそんな河野さんの語学歴を見ていきましょう。
河野玄斗の英語
英検1級取得、TOEICは学生時代に一度受けたことがあるようですが点数はあまり記憶にないようです。
河野さんの「河野塾ISM」にて、一部無料公開されている英語講座を見ましたが、「なぜ」を残さない授業で英語の土台作りとして最適な勉強法だと思いました。
河野玄斗のスペイン語
大学時代の第二外国語がスペイン語で1日に99個の単語を覚えた実績あり。
今はスペイン語は勉強していないそうです。
河野玄斗の韓国語
YouTubeのDuolingoの案件で「1日で韓国語の検定TOPIC1級に挑戦」という企画を実施。
TOPIC1級は800語程度の語彙力が必要とされています。
ハングル文字を覚えるのに1日かかったため「2日で挑戦」という企画に変更されましたが、結果は合格でした!
河野玄斗の中国語
YouTubeのDuolingoの案件で「1日で中国語の検定HSK1級に挑戦」という企画を実施。
HKS1級の単語レベルは150単語程度。
YouTube企画での試験は読解のみの実施ですが、100点満点で合格!
そして続けて2日目に「2級に挑戦」企画を実施。
HKS2級の単語レベルは300単語程度。
60点が合格ラインのところ88点で合格でした!
河野玄斗の単語暗記術を徹底分析
単語暗記は時間よりも回数を重視しよう!
人間の脳は大事な情報を覚えておくために、自分にとって「どうでもいい」情報を忘れ去る忘却機能がついています。
そのため反復によって出会う回数を増やし、その情報が自分にとっていかに大事な情報であるかを脳に認識させることが必要です。
何度も同じ単語に出会うと「この単語は重要な情報」と脳が認識してくれるので、単語暗記は時間よりも回数を重視するようにしましょう!
1週間に1日だけ3時間の単語勉強より、毎日30分の単語勉強の方が記憶に定着しやすいというわけです。
テスト形式でアウトプットしよう!
単語の確認作業は、日本語の意味を隠してちゃんと言えるかどうかを確認しよう。
単語は思い出す作業をしないと脳はその情報を覚えようとしてくれません。
そのため、テスト形式で思い出す作業をして覚えていない単語を確認しましょう。
単語と日本語の意味を同時に見て「この単語は知っている」という判断はNGです。
筆者はこのやり方で反復をしていました。
実際には覚えていなく「何度も見て単語自体は知っているけど意味を思い出せない」状態です。
この方法だと同じ単語に何回出会っても脳が重要だと認識せずいつまでも覚えられません。
単語の周辺情報も覚えよう!
動画では派生語やコロケーションとして覚えよう!と説明しています。
スペイン語も同様で、動詞を覚えるときは動詞単体で覚えるのではなく前置詞もセットで覚え、ついでに形容詞や副詞も覚えると効率よく覚えられます。
読解で動詞の意味をなかなか思い出せなくても形容詞や副詞の意味を覚えていると、思い出す作業の手助けとなります。
発音して覚えよう!
単語は自分が発音できるものしか聞き取れないため「ネイティブ」のように発音することの重要さを動画で説明しています。
スペイン語は英語のように発音は難しくありませんが、スペイン語の場合は動詞の活用を覚えるのにこの作業は重要だと感じました。
不定詞を覚えていても、活用変化した単語の「音」を理解できないと文章を理解することはできません。
活用を知っていても聞いたことのない音は認識できないので、動詞の活用は発音しながら覚えると効果的だと思います。
まとめ
河野玄斗さんに学ぶ効率のいい単語の覚え方をお伝えしました。
- アウトプットの回数を増やす
- テスト形式で単語を覚える
- 派生する単語も覚える
- 発音して覚える
この方法を実践すれば無限に単語を覚えられると信じて単語の暗記に日々励みましょう!