アラフィフコラム

アラフィフ独女、正社員か派遣社員か迷う…徒歩通勤したいの巻(後編)

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派遣で完全在宅の仕事がしたかったぴにゃこでしたが、正社員ばりの面接(職場見学)でメッタ切りにされました。

完全在宅への道はもう無理かもしれない(弱気モード)

それに派遣であんな厳しい面接を受けないといけないなら、正社員の転職活動をした方がいいかもしれない。

そんなわけで、募集要件を満たし、徒歩通勤可能な正社員の求人3件に応募、無事に全て書類選考を通過し、面接に行ってきました。

  • 1社目の面接は2024年4月下旬

通勤時間は徒歩3分です。

この会社は前職の24年間の通勤時に「この会社だったらこんなに近いのに...」とずっと思っていた会社なので、この会社の求人を見た時は歓喜の舞でした。

今まで無職だったのは、この会社と出会うためだったに違いない!

しかし、配属支店で面接となっていたのにも関わらず、なぜか本社で面接することになりました。

嫌な予感しかありません。

そしてその嫌な予感は的中し、徒歩通勤を希望しているのに面接で本社勤務を打診されてしまいました。

アラフィフにも関わらず、そんなぴにゃこを必要としてくれたことはありがたいのですが、徒歩3分の事務所でなければ入社する気はありません。

しかし、面接中に何度も本社勤務を打診され、ぴにゃこも首を縦には振らず、互いに一歩も譲らぬ攻防。

結果は「ご希望に添えなく」でした。

1時間半以上も電車に揺られて行ったのに、電車賃も痛いです。

  • 2社目の面接は2024年5月中旬

通勤時間は徒歩20分、チャリ通だと8分です。

健康のために走ってもいい!梅雨や台風の時用にワークマンで雨用通勤着を揃えよう!そう思っていました。

しかし労働条件が悪すぎました。

夏期休暇は有給休暇で取得、ボーナスは業績次第(ほぼない)、年末は30日まで出勤。

こんなにも休みとお金が大好きな私が?!

無理でしょ!!

そして面接官は古株の事務員さんだったのですが、「いずれ私も定年で辞めるから頑張ってね」「大手にいたのにこんな会社でいいんですか?」「社長はわかってくれる人だから大丈夫よ!」と。

いやいや!ちょっと待ってよお姉さん状態。

既に働くこと前提で進んでいる?

そんなこんなで面接を終え自宅に帰りました。

条件は微妙だけど、もし内定取れたら決めてしまおうかと気持ちが揺らいでいましたが、どういうわけか不採用でした。

  • 3社目の面接は2024年6月上旬

通勤時間は徒歩8分、前職とほぼ同業他社です。

とは言っても、ぴにゃこは業界最大手にいたので正直言って足元にも及びません(失礼)

会議室に通され待っていると、入ってきたのはおそらく20代半ばくらいでしょうか、その女性が面接官でした。

しかしこの会社、本来面接で聞くべき退職理由や志望動機、副業予定などを面接前にメールで確認してきたのです。

そして面接中に判明したのですが、この面接官は去年入社したばかりとのこと。

こんなド素人がひとりで面接をするのかと正直驚きました。

求人欄には退職金制度や賞与の記載がなかったため、念のため質問しました。

すると、ちょっとおかしな展開になりました。

面接官「退職金も賞与もないんです。雇用保険もないんです。」

ぴにゃこ「雇用保険もないんですか?」

面接官「はい!」

ぴにゃこ「私の認識ですと、週の労働時間が20時間以上の場合、雇用保険は加入だと思うのですが。」

面接官「あれ?じゃあ社会保険が未加入かもです!」

ぴにゃこ「私の認識ですと、週の所定労働時間が20時間以上、月額賃金が8.8万円以上、学生以外は社会保険に加入だと思うのですが。」

面接官「わたし経理は担当していないんで詳しくはわかりません...」

ぴにゃこ「(経理じゃなくて人事の仕事だよ)←心の声」

小さい会社だったので、念のためマスクを着用して行きましたが、顔が見たかったのか無理やりお茶を飲まされて帰ってきました。

ぴにゃこは25歳を過ぎてから歯列矯正をしたので笑顔には自信があります!

話が逸れましたが、アラフィフは徒歩8分の会社に面接に行くだけでも疲弊します。

帰宅後ベッドでゴロゴロしながらなんとなく面接での社会保険の話が気にかかり、調べてみたところ、どうやら加入条件には従業員数も関係あるようで、この会社はその従業員数に満たしていないようでした。

完全に盲点でした。

まじか...

やっちまった...

退職金もボーナスもない正社員だけど、もし内定が取れたら決めてしまおうかと思いましたが結果は不採用でした。

「採用の場合にのみ来週中に連絡します」と言われていましたが、翌日に「ご希望に添えなく...」のメールが届きました。

「サイレントお祈りなんて失礼ですね!」と言われると思って連絡をくれたのでしょうか。

きっと面接官にとって圧迫面接だったに違いありません。

いや、でもそこで面接官がきちんと説明できないとダメだと思うんです。

退職金もボーナスもない正社員になぜ応募したのかというと、夢の週休3日制だったのです。

週休3日制の会社にはもう出会えないだろうな...

そんなわけでまだ転職活動は続いています。

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