スペイン語 勉強法

スペイン語DELE A2の勉強法と口頭試験対策

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DELEを初受験する際、A2とB1どっちを受験すべきか迷うのではないでしょうか。

個人的主観ですが、独学でゼロからスペイン語を勉強し、留学などで現地での生活経験がないといった場合、A2の受験をおすすめします。

A2とB1のレベルは下記の通りです。

A2とB1のレベル内容

  • A2(初級)
    レベル感:西検4級、英検 準2級、TOEIC 225〜
    文法:直説法現在、現在完了形、現在進行形、点過去形、線過去形、未来形まで

日常で身近な表現、自分自身や家族のこと、買い物、興味のある場所、仕事など簡単な日常的事柄や、すでに経験がある事項に関して理解をし、即座に応対をすることができる。簡単な既知の内容や習慣の会話、自身の過去の出来事や身の回りで起こったことの描写など、必要に応じて表現することができるレベル。

インスティトゥト・セルバンテス東京
  • B1(中級)
    レベル感:西検3級、英検 2級、TOEIC 550〜
    文法:A2文法に加え、過去未来形、接続法現在まで

日常での身近な事柄や学習・仕事に関する既知の内容を理解することができる。大抵の状況で適した応対ができ、既知のテーマや個人的に興味があること、経験、出来事、希望、願望、計画、意見など簡単に表現することができるレベル。

インスティトゥト・セルバンテス東京

DELE初受験にA2をおすすめする理由

筆者もそうでしたが、A2とB1のどちらか迷っている場合、おそらくまだB1のレベルには達していないレベルなのではないかと思います。

文法は一通り勉強したし、もう初級は卒業してるのでは?と言う気持ちが当時ありましたが、DELEは「DELE対策」をしないと、いくらネイティブと日常会話ができるレベルであっても合格することは難しいです。

そしてA2とB1のレベル差が非常に大きいです。

A2であれば試験対策で合格を目指せますが、B1は普段からニュースなどの記事を読み、語彙力をつけていかないと合格ラインに到達することは難しいと感じます。

  • 試験がどんな雰囲気なのかを知る。
  • 試験の流れを知る。
  • 自分がどれくらい緊張するのかを確認する。

そういったことを体験して確認してみるにも、独学でゼロからスタートした場合には、A2の受験がおすすめです。

会場では試験官の説明やホワイトボードに書かれている説明も全てがスペイン語で、まるで留学先の学校にいるかのような気分に浸れて気持ちが高揚したのを覚えています。

ただそのオールスペイン語の環境により、とにかく緊張しました。

そうなんです!

この緊張が魔物なんです。

口頭試験では面接前に準備時間があり、話す内容をメモして試験に入りますが、手が震えてきちんと字が書けないほど緊張しました。

口頭試験について

筆者が初受験でとにかく心配だったのが口頭試験の面接でした。

試験対策をして数ヶ月間に渡り頑張って勉強してきて、口頭試験はたったの30分で終わってしまうんです。

A2の口頭試験は、準備時間15分+面接時間15分の計30分です。

筆者のA2受験の際の経験や対策したことを下記にまとめましたので、これから受験する人の参考になれば幸いです。

文法を正確に話す

面接で心がけることは文法を正確に話すことです。

冠詞、男性名詞や女性名詞、形容詞の性数一致など基本的なことを正確に話せるようにしておくといいでしょう。

話すスピードはゆっくりでいいです。

ゆっくり、はっきり、正確に話すことがポイントです。

正確に話しているつもりでも、意外と冠詞の抜けがあったり、性数一致に誤りがあったりするものです。

私が行った対策で効果があったのは、iphoneのボイスメモに録音して自分が話している内容を聞くことです。

録音して聞くことで、自分のミスを確認できるほか、自分の声だと文章の暗記もしやすいんです。

語学学習者は実践している人が多い方法なので、ぜひ学習に取り入れてみてください。

効果を感じられると思います。

書ける内容は話すことができる

口頭試験だと話すことの対策をしないとと思いがちですが、書ける内容は話すことができるので、まずは面接の対策も作文として書く練習をすると良いと思います。

そして面接時に準備するメモの取り方を練習することも大切です。

メモの取り方は2パターンあります。

メモの取り方

  • 指示された内容を箇条書きで書く
  • 話す内容を全文書く

1の「指示された内容を箇条書きで書く」ことをおすすめされている学習者が多いですが、筆者は緊張して全部忘れることを懸念し、全文書いて準備しました。

A2・B1レベルまでは全文書いて準備する時間は十分にありました。

面接では準備したメモを見ることができる!

面接では準備したメモを見ることができますが、メモを読みながら話すことはできません

見続けていると面接官から注意を受けるようです。

筆者の場合、一文ずつ見るくらい何度もメモを見ましたが、注意はされませんでした。

チラ見は何度でもOK!見続けるのはNG!です。

指示された内容には全て答える必要がある!

指示された内容には全て答えなければいけません。

最後まで話して言い忘れに気がついたら、言い足してOKです。

筆者は緊張のあまり話さないといけない内容を言わずに締め括ってしまいましたが、試験官が「○○についてはどうですか?」のような感じで、言い忘れている内容をアシストして促してくれました。

そこで文法に誤りがないように正確に話せれば大丈夫です。

そして言葉に詰まったりした時に無言になってしまうのは減点対象なので絶対にNGです。

これは多くの学習者が言っていますし、オンラインの講師からも言われました。

日本語で言う「えーと...」などのフレーズ「 Pues...」「A ver...」など言って無言になることを避けましょう!

オンラインレッスンで対策をする

口頭試験の面接の内容と作文の内容はオンラインレッスンの講師に確認をしてもらいました。

面接と作文の対策はやはり講師のチェックなしでは厳しいと思います。

ただオンラインレッスンでも答えは教えてくれないので、自分で完成させて講師にチェックしてもらうことになります。

DELE対策 おすすめYouTubeとテキスト

おすすめYouTube

A2の面接と作文の対策はこのYouTubeで勉強しました。

このYouTubeなしでは合格できなかったと思います。

このYouTubeを見て、自分で作文や面接の文章を作り、オンラインレッスンで講師に内容をチェックしてもらっていました。

動画を全部見れば確実に合格に近づけます!

おすすめテキスト

DELE対策のテキストは、edelsaのpreparación DELEを使いました。

おすすめのYouTubeで使っているテキストも、このedelsaのpreparación DELEです。

筆者はオンラインレッスンをスパニッシュオンラインで受講していますが、スパニッシュオンラインの指定のDELEテキストもedelsaのpreparación DELEです。

DELE対策本はこの1冊で合格できました!

もう一冊取り組んだ本は「解説がくわしいスペイン語の作文」です。

全16課で、はじめに文法説明、例文と解説、10問ほどの問題とその解説が掲載されています。

練習問題全てに詳しい解説があるので、疑問点を残すことがありません。

正しい文法と、スペイン語特有の正しい言い回しをこの本で学びました。

正しい文章が書けるようになると、正しい文章で会話ができるようになるので、口頭対策にも最適です。

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